顔汗と多汗症との関係とは?

顔面多汗症は、顔から大量の汗が噴き出してくる症状で、緊張しているときに症状がひどくなるのが特徴で、人目が気になるほどの汗をかいてしまい、周囲の目が気になり、対人関係に問題が生じるケースも少なくありません。

顔は、他人からみられる場所なので、顔や頭から大量の汗が噴き出していると、恥ずかしい思いをしてしまい、その恥ずかしさが発汗を促進させて、汗がどんどんと出てくる悪循環になってしまいます。
特に、女性は、化粧も崩れますから、悩みも多くなってしまいます。
顔汗で悩んでいる人の多くは、市販の制汗剤を顔にスプレーするなどの対策をとったことがあると思いますが、制汗剤は、わきの下用に作られているものですから、顔にスプレーしてしまうと、肌荒れの原因となってしまいます。

現在のところ、医学的に有効とされる治療法はまだありませんから、顔汗の治療は、精神療法や心理療法が中心となってしまいます。

顔汗を止めるために、水分を減らすという人もいますが、多汗症の場合、水分を摂りすぎたとしても、尿として排出される方が圧倒的に多いとされていますから、あまり意味がありません。
また、緊張などで汗をかいてしまう場合には、口はからからになることが多いため、精神的な汗には、水分の摂取量は関係ありません。

多汗症の原因は、人それぞれです。

運動不足や冷え性、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなど原因は異なりますから、治療をする際には、その原因にあった治療を行う必要があります。
精神的なことが問題となっている場合には、精神科や心療内科を受診し、抗うつ剤や精神安定剤などを服用することで、症状が解消することもありますし、運動不足が原因の場合には、手足を温め、適度な運動を行うことで、徐々に体質が改善していきます。また、更年期などでホルモンバランスが乱れているような場合には、ピルを飲んでホルモンバランスを整えたり、適度な運動、食事療法などで改善する可能性があります。

ただ、ピルや精神安定剤など、薬に抵抗がある人も多いと思います。

そういった人には、漢方がおすすめです。

多汗症に多く使用されている漢方薬は、加味逍遥散症、黄連解毒湯、柴胡清肝湯、白虎加人参湯が効果があります。
どの漢方にも、発汗を調節する作用がある黄耆が含まれ、体力を回復させる効果があります。
多汗症は、気力が落ちやすく、疲れやすいという人にも多く発症しますから、体力を回復させることも重要となポイントです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ